今年も花が咲きました。
去年の今頃、やっと咲いた水芭蕉の花が今年も咲きました。
去年はたった1輪だけでしたが、今年は9輪も咲きました。
それに、去年咲いた花の種から出たと思われる小さな芽も出ていました。
畳1畳もないほどの狭い場所で、流水もない雨水だけの条件の悪い場所ですが、
それでも精一杯花を咲かせて次の世代も誕生して順調に育っています。
今年の春もいろんな所から水芭蕉の苗を分けて欲しいというメールがいくつか届き、
クール宅急便で発送しました。
その苗がまたどこかで花を咲かせてくれたら嬉しいです。
(2007.5.21記)
水芭蕉の花が咲きました。
育てていた水芭蕉が花を咲かせました。
種を蒔いてポットで3年、それを人工的に作った湿地に移植して2年。
合計5年で花が咲きました。
人工的に作った湿地と言っても土を掘ってプラ箱を埋め、その箱にピートモスを入れただけのもの。
流水はなく、雨水が流れ込んで溜まるだけのものです。
夏に日照りが続くと水気が少なくなるので水道で水分補給をしながら育てていました。
溜まり水だけでは花が咲かないのかなあと思っていましたが、2年目にして花が咲きました。
自然の状態の中にも水辺から離れた場所でも花を咲かせる水芭蕉があるので、
溜まり水での栽培でも良かったんですね。
もっとも土はピートモスという湿原特有の土を使っているのでかなり保水性はあります。
日照りが続いても土が乾くという事はありません。
一度花を咲かせれば、多分次の年も花を咲かせ毎年咲くでしょう。
初めて咲いた花は小さくて可憐な花です。
年々葉が大きくなっていくのと同じように花も年々大きくなっていきます。
興味のある方には苗をお分けしますので、育ててみませんか。
気長に育てればきっといつか花が咲きます。
(2006.5.15記)
演奏旅行
軽井沢の別荘管理会社から水芭蕉の苗を分けて欲しいというメールが届きました。それでクール宅急便を使って20株ほど送りました。それで終わればただそれだけの事ですが、この話にはおまけが付いてきました。苗のお礼に会社が経営しているホテルに無料で招待するという話が来ました。これはありがたいという事で、日にちを決めるためにメールをやりとりしました。それで終わればただで泊まれて良かったねというだけの事ですが、まだその先の話がありました。バンドのメンバーで泊まりに行くとメールをしたところ、実はメール相手の社員の方もバンドをやっていてウチのバンドに興味を持ってくれました。そして、バンドのメンバーで泊まりに来るなら軽井沢の別荘のイベントで演奏してくれないかという話に発展していきました。見た事も聞いた事もない訳の分からないアマチュアバンドをいきなりそんな所で演奏させて良いのかと、頼まれた我々が心配してしまいました。ところが、イベントの日にちはメンバーの都合での調整が付かず、その話は一旦お流れになりました。しかし、この後にまた話の展開があったのです。今度はイベントの日にちを我々のバンドの都合の良い日に変更するという話になりました。そこまでして頂けるのなら断るわけにもいかず、とうとうバンド仲間で軽井沢へ演奏旅行に出掛ける事に決定しました。日程は8月20日(土)、21日(日)です。水芭蕉の苗がきっかけで演奏旅行にまで発展していってしまいました。一体どんな演奏旅行になるのでしょうか。楽しみです。
実はウチのバンドは前に一度、湘南海岸に演奏旅行に出掛けた事があります。そのきっかけはライブハウスなのですが、郡上八幡のライブハウスで演奏していたら、お客さんの中に湘南から来ていた方がいらっしゃって、我々に興味を示して下さいました。その方は湘南祭という湘南では大きなイベントの実行委員で、今度あなたたちを湘南に招待するからステージで歌ってくれという話でした。それは多分酒の勢いだったのでしょう。話が現実になり、湘南で演奏してきたのですが、とても楽しい演奏旅行でした。行ったついでに湘南ガールコンテストの審査員までやらせて頂きました。とても良い思い出ができました。でも、主催者側は迷惑だったかも知れませんが。
人との出会いというのはどういうきっかけで訪れるかは分かりませんね。思いがけない事が起こるから楽しいんです。
(2005.7.6記)
週3回のスキー教室
私の勤める小学校では体育の授業として地元のスキー場に毎週出掛けてます。ダイナランド、スノーパーク、ホワイトピア、ひるがのの4ヶ所のスキー場を順番に利用してます。低学年、中学年、高学年に別れて曜日をずらして行くので、全学年で合わせて週3回のスキー教室です。各学級は週に1回ですが、特殊学級だけはみんなの学年に付いて行くので週3回も行ってます。在籍の子がスキーが大好きで、他の子達がスキーに行くと自分も一緒に行きたがるのです。それで、その子に付いて私も一緒に週3回のスキーをしてます。私は週末にも個人的に滑りに行くので週4〜5回滑りに行くことになります。ところで、障害者にとってスキーと水泳はとても効果的なスポーツです。なぜなら自然に体を動かすことができるからです。スキーは重力による落下運動ですので斜面に立てば勝手に運動が始まります。水泳は浮力による運動なので水の中に入る事だけで運動になります。だから、これらの運動は体を動かそうという強い意志がなくても自然に体を動かすことができ、障害者にとっては取り組みやすい運動です。そこで、ウチの学級でも取り組んでいますが、回を重ねる毎にスキー技術が少しずつ向上していくのが楽しみです。また、スキーに行ってリフトに乗ったり景色を見たり、レストランで大勢の人を見て刺激を受けたり、リフトのおじさんに挨拶したりと、スキーをする事を通して他にも多くの事を体験することができ、学校とはまた一味違った学習の場になっています。そして、近々、長野県の志賀高原で知的障害者の世界規模の大会スペシャルオリンピックスが開催されますが、できれば将来、その子と一緒にスペシャルオリンピックスに出たいなあとも思いながら滑ってます。
(2005.1.28記)
ひるがの高原は標高900メートルの高原で、夏は涼しく湿原が点在し、そこには水芭蕉の群生地があります。
4月中頃から5月初めにかけては水芭蕉を見に来るお客さんで賑わいます。
そこで思い立って、3年程前から近くの湿原から水芭蕉の種を採取して試しに栽培してみました。
すると、案外簡単に栽培することができました。
そこで育てた苗をご希望の方にお分けすることにしました。
その中に金沢市役所農林課がありました。
たまたまインターネットでいろいろ調べていたらひるがの高原のことを見付けて、
私の育てた水芭蕉の苗が金沢までもらわれて行きました。そして今、元気に育っています。
金沢にも水芭蕉の自生地があるそうで、金沢市役所でもその種から栽培を始めたそうです。
水芭蕉は花が咲くまで数年かかると言われていますが、私の苗はまだ花が咲きません。私と一緒です。
でもいつか咲くだろうと気長に待っています。
苗は毎年育てていますので、ご希望の方があればお分けする事ができます。
育て方の条件は水と気温です。
ご希望があればメールにてご連絡下さい。
(2004.10.1記)
ボランティア
管理人の思いの中には、かねてから3つのボランティアというのがあります。
1つ目は献血100回
2つ目は骨髄移植のドナー提供
3つ目は海外協力隊
以上の3つをかねてからの目標として気長に続けて来ました。
そして、献血100回は数年前に目標達成をして現在も献血は継続中です。
献血は趣味の一つとして長い間継続しています。
献血は人を助けることもできるし、自分の健康管理にもなり
一石二鳥です。
2つ目の骨髄移植は10年ほど前にドナー登録をしましたが、
なかなか骨髄が一致する人が現れないまま時が流れていきました。
そして、昨年の4月に適合する人が現れて、11月に無事提供することができました。
その後、経過がどうなったかは知らされていませんが、相手の健康をただ祈るだけです。
3つ目の海外協力ですが、
これも今から10年ほど前に青年海外協力隊に応募をして1次試験は合格したのですが、
戻ってきた時の職場復帰の問題もあり、断念しました。
しかし、もう少しして家族一人一人が独立して身軽な身の上になったら
職を捨てて海外に飛びたいという思いはあります。
少しは社会の役に立つことをしないとね。
普段ろくな事をしてないから。
(2004.10.1記)